新型コロナウイルス

2020年コーチェラ・フェスティバルが公式に中止 生ライブは来年まで延期に

今年10月、米国カリフォルニア州インディオの砂漠地帯で野外音楽コンサート「コーチェラ・フェスティバル」の開催が予定されていたが、主催者は今秋に新型コロナウイルス感染の第2波が発生することを危惧している。
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主催者は、「2020年のコーチェラ・ヴァレーフェスティバルとカントリーミュージックのステージコーチフェスティバルは、世界的な新型コロナウイルスの感染から中止となる」と発表し、現在、カリフォルニア州の都市リバーサイドでは9590症例が確認され、死亡者が365人にのぼることを強調した。

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当初4月に予定されていたフェスティバルは、ヘッドライナーとしてトラヴィス・スコットやフランク・オーシャン、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンなどの出演でカリフォルニア州インディオで10月9日から16日に開催され、その後、ステージコーチフェスティバルが行われるはずだった。

リバーサイド市の保健局職員のキャメロン・カイザー医師は、「私は、新型コロナウイルス感染が秋に悪化する兆候が高まっていることを懸念している」と語った。コーチェラ・フェスティバルの主催者の1人であるダン・ベッカーマン氏は、「今後、多くのファンが集まるライブイベントは数ヶ月の期間、おそらく年内は開催されないことは明らかだ」と語った。

今後、コーチェラ・フェスティバルは2021年の4月ないし10月に開催される予定だが、それも感染拡大次第といえる。チケット代金は払い戻しがされる。

この間、今年のカンヌ国際映画祭が完全に中止となったことが報じられた。

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