新型コロナウイルス

北京に隣接する大都市 北京での集団感染を受けて戒厳令導入 中国

北京の農産品卸売市場で新型コロナウイルスの集団感染が発生したのを受け、北京市に隣接する河北省の保定市は戒厳令を発令した。中国の毎日経済新聞が当局の発表を引用し、報じた。
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保定市感染症対策本部は、同市での新型コロナウイルスの蔓延を防ぐために早期に戒厳令を導入し、厳戒態勢に入ると発表した。

北京市の市場で新型コロナ感染 約50人
1100万人以上の人口を抱える保定市は、北京から147キロの距離に位置する。両都市間の人や車の移動は非常に多いため、保定市には高レベルの警戒が求められている。


北京の市場で集団感染

北京市豊台区最大の卸売市場「新発地」で行われた検疫の調査により、輸入サーモンをさばくのに使用するまな板から新型コロナウイルスが検出された。これを受けて同市場は13日、閉鎖された。豊台区には戒厳令が導入され、公衆衛生非常事態レベルが第二レベルに引き上げられた。中国政府の報道官は15日、北京で新型コロナウイルスの集団感染が新たに発生した可能性が高いと発表した。

北京の病院には現在、新型コロナウイルス感染者79人が入院。北京の新たな感染者は、6月11日までの56日間連続でゼロだった。

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