モッセリCEOは同サービス公式サイトに「黒人の声が届くように(仮訳)」と題して声明を発表。同サービスは黒人と連帯しており、それを証明したいという。具体的には同SNSが人々に与える影響を調査するという。攻撃的な反応、プロフィール検証、コンテンツやアルゴリズム偏見の確認などが予定されている。
モッセリCEOは「インスタグラムはすべての人にとって、自分が守られ、応援され、自己表現の自由があると感じられる場所でなければならない」「黒人コミュニティの保護は我々にとって最優先事項」と結んでいる。
5月25日以降、米ミネアポリスでアフリカ系アメリカ人ジョージ・フロイドさんが警察官に拘束され死亡したことをきっかけに、全米各地や他国では大規模デモや暴動が後を絶たない。警察官は拘束時にフロイドさんの首を膝で押さえつけていた。フロイドさんは何度も「息ができない」と訴えたが、警察官はそれを無視。その後、フロイドさんの死亡が確認された。