第1段階では38人のボランティアが協力し、今後2日のうちに数人に対しはじめてワクチンの投与が行われる。ロシア保健・社会開発省が明らかにした。
テストは、モスクワの2つの医療機関で行われる予定で、生ワクチンとフリーズドライの2タイプが試される。
ワクチンの開発はガマレヤ記念伝染病・微生物国立研究センターで行われた。医薬試験については保健・社会開発省が16日に許可を行った。
同省は、「パンデミックの最中の医薬試験の実施はかつないケースだと言える。そのため、前例のない措置が取られた。スクリーニングだけが行われた潜在的な研究協力者は、2週間、監視のもとで療養所に待機することになる」と解説した。
ボランティアへのワクチン投与後には28日間常設施設に隔離される。そのすべての期間で医師が彼らの状況を観察し、免疫反応が形成されるか注視する。
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