米国がシリア大統領夫人と姉に制裁発動

米国はシリアのアサド大統領夫人アスマー・アル・アサドさん、大統領の姉ブシュラさんをはじめとする14人および21の組織に対して制裁を発動した。米財務省のサイトに公表されている。
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制裁発動の理由として「シリアの紛争停止体制または政治的解決の順守を守らず、破り、阻害した」ため、および「シリア政権を著しく支持している」ことが列挙されている。

2019年末、トランプ米大統領は「シーザー法」の異名をとるシリア制裁法に署名した。6月1日から発効した同法は、シリア経済のほぼすべてを網羅している。制裁はシリア政府と協力関係を持つ外国企業、個人に及んでいる。この制裁が影響し、シリアの通貨は値下がりし、シリア国民の購買能力は低下した。

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