英レディングの刺殺事件、警察は「テロ」認定

英国警察は、20日夜の刺殺事件を「テロ事件」と認定した。事件はイングランド南部のレディング市で発生した。
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警察はこの事件により3人が死亡、さらに3人が重傷を負ったことを確認。容疑者はレディング市在住の25歳の男性で、一部報道ではリビア出身とされている。

​英国のプリティ・パテル内務大臣は事件に関して懸念を表明し、またボリス・ジョンソン首相は被害者にお見舞いと哀悼の意を表し、迅速に対処した警察に感謝の言葉を述べた。

当初、事件は「BLM(Black Lives Matter、黒人の命は大切)」運動を背景に発生したと思われていたが、警察は抗議運動との関連を確認できなかった。

レディングはロンドンから西に約65キロメートルに位置し、約35万人が住む町。20日(土)、国内の他の都市同様、すでに恒例となった黒人の人権擁護支援の行進が行われていた。行進そのものはすべて平和に終わり、大きな事故などなかった。

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