新型コロナウイルス

新型コロナ モスクワの死者は20人まで減少 開発中のワクチンは2年以上有効

モスクワ市では6月21日、新型コロナウイルスの感染により新たに20人の死亡が確認された。24時間あたりの死者数は日を追うごとに大きく減少している。新型コロナウイルス対策本部の最新発表で明らかになった。
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対策本部の発表によれば、モスクワ市で新たに死亡が確認された20人の多くには基礎疾患があったという。これで新型コロナウイルスの感染によるモスクワ市の死者は合わせて3617人に達した。モスクワ市の新規感染者は968人。1日の感染者が1000人を下回るのは4月9日以来。

ロシア、新型コロナのワクチン2つを8月と9月に登録へ

ロシアでは国防省とガマレヤ記念伝染病・微生物国立研究センターが共同でワクチンを開発し、希望者を対象とした臨床試験が6月18日から進められている。試験は7月末に完了する見通し。

開発に携わるアレクサンドル・ギンスブルク医師によればワクチンは2度にわたって接種されるという。この方法ではウイルスのブースター効果により再びウイルスに感染する可能性が減少するほか、免疫の持続期間が拡大すると期待されている。ギンスブルク医師はワクチンの持続期間を2年以上と見ている。

ロシアで新型コロナウイルスの新たな感染者数は過去24時間で7728人に達し、国内の感染者数は58万4680人となった。死者は死者は109人増え、計8111人となった。ロシアのPCR検査実施回数は1600万件を超えている

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