欧州は米国のリーダーシップのない世界に向けて備えるべき=メルケル首相

ドイツのメルケル首相は26日、欧州メディアのインタビューに応じ、米国が世界のリーダーであることを志さなくてもよい新たな現実について欧州諸国は真剣に考えるべきだと述べた。
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メルケル氏はまた、ドイツに駐留している米軍はNATOに加盟している欧州諸国の保護だけでなく米国の国益の保護にも役立っていると指摘したほか、引き続きドイツの軍事力の増強を進めることを約束した。

メルケル氏は2019年9月にも、米国は冷戦時のように欧州を自動的に保護することはないとし、欧州は自らの安全保障について考える必要があると述べていた。

先にトランプ米大統領は、ドイツ駐留米軍を3万4500人から25000人まで削減する意向を表した。

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