国際スケート連盟(ISU)が主催するISUスケーティングアワードで、ロシアのエテリ・トゥトベリーゼ氏とカナダのブライアン・オーサー氏が、昨シーズンにおけるフィギュアスケートの「ベストコーチ賞」にノミネートされた。ISUのウェブサイトで発表されている。
コーチ賞部門でノミネートされたのは、トゥトベリーゼ氏の他に、羽生結弦選手(25)を育て、現在、2018年平昌五輪銀メダリストのエフゲニア・メドベージェワ選手(20)が師事するオーサー氏に、ネイサン・チェン選手(21)が師事するアルメニア人コーチのラファエル・アルトゥニアン氏。
そのメドベージェワ選手も「最も趣向に富んだプログラム賞」部門にノミネートされており、同じく最終候補者となったフランスのケヴィン・エイモズ選手(22)と、アイスダンスのガブリエラ・パパダキス(25)/ギヨーム・シゼロン(25)組と受賞を争う形となっている。
ロシアのアリョーナ・コストルナヤ選手(16)とアレクサンドラ・トルソワ選手(16)は、韓国のユ・ヨン選手(16)とともに昨シーズンにおける「ベストルーキー賞」にノミネート。また、ロシアのアンナ・シェルバコワ選手(16)は、日本の羽生結弦選手と米国のマディソン・チョック(27)/エヴァン・ベイツ(31)組(アイスダンス)とともに「ベスト・コスチューム賞」の最終候補者として選出された。
「最も価値あるフィギュアスケーター賞」部門では今回、ロシアからは最終候補者は残らず、日本の羽生選手、フランスのパパダキス/シゼロン組、米国のネイサン・チェン選手が受賞を争う。
各部門の受賞者は7月11日に決定される。