米国研究チーム:新型コロナウイルスは「魔の手」をもつ

米СШАカリフォルニア大の研究チームは、新型コロナウイルスSARS-CoV-2SARS-CoV-2は感染した細胞から「魔の手」を伸ばす能力があることを発見した。その邪悪な手により体内に感染が急速に広まるという。専門誌「Cell」に掲載された研究論文をもとにフィナンシャルタイムズFinancial Timesが伝えている。
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研究リーダーであるネヴァン・クローガン教授によると、ウイルス細胞には「邪悪な」糸があり、それが他の細胞の膜を突き破るという。教授は「それら(糸)が感染を加速させるという仮説を立てている」と話す。

ウイルスの多くはそのような「手」を増やさない。この発見により新型コロナ治療に使用する医薬品を特定することができたという。その多くはこれまでにがん治療薬として開発されたものが占めている。

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