熊同士のケンカで檻が破損 露中国境付近

ロシアのユダヤ自治区の中国との国境付近で、2頭の熊がケンカをしたことからトラ用の柵とカメラトラップが破壊された。この争いが収められた動画がアムールタイガーの保護団体「アムールタイガーセンター」のインスタグラムで公開された。
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動画では、2頭の熊がそれぞれ針金の柵に近づき、1頭が柵を越えて入り込み、その後、2頭が争い始める様子が撮影されている。ケンカの中で2頭は柵と杭を破壊する。

動画の日付から、この事件は5月11日に発生したことが分かる。

動画のコメントでは、「一方で、この地域をトラたちは、騒ぎや埃を立てることもなく、静かに通り過ぎていると言われている。熊たちは来るや否やすぐさま壊してしまった」と述べた。

おそらく、1頭の熊はロシア側から、もう1頭は中国側からやって来たと、RIAノーボスチ社のサイトに対し「アムールタイガーセンター」は説明した。ケンカの結果がどうなったかは不明だが、2頭はカメラを壊し、柵を破壊したとセンターのスタッフは語った。スタッフは、これは国境の施設であると説明した。これらの場所はトラの獣道のため、カメラトラップが設置されていたのだという。動物たちは自由に国境を行き来することができる。

以前、通信社スプートニクは、ダンスをする熊をカメラに収め、紹介している。

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