動画では、2頭の熊がそれぞれ針金の柵に近づき、1頭が柵を越えて入り込み、その後、2頭が争い始める様子が撮影されている。ケンカの中で2頭は柵と杭を破壊する。
動画の日付から、この事件は5月11日に発生したことが分かる。
動画のコメントでは、「一方で、この地域をトラたちは、騒ぎや埃を立てることもなく、静かに通り過ぎていると言われている。熊たちは来るや否やすぐさま壊してしまった」と述べた。
おそらく、1頭の熊はロシア側から、もう1頭は中国側からやって来たと、RIAノーボスチ社のサイトに対し「アムールタイガーセンター」は説明した。ケンカの結果がどうなったかは不明だが、2頭はカメラを壊し、柵を破壊したとセンターのスタッフは語った。スタッフは、これは国境の施設であると説明した。これらの場所はトラの獣道のため、カメラトラップが設置されていたのだという。動物たちは自由に国境を行き来することができる。
以前、通信社スプートニクは、ダンスをする熊をカメラに収め、紹介している。
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