欧州に香港自治都市建設へ 抗議活動に疲れた香港人に新天地

香港のヴィクトリア・ハーバー・グループの大物デベロッパー、アイヴァン・コー氏は、抗議活動や政治不安に疲れ、移住を考えている香港人のために欧州に自治都市を建設すると宣言した。
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香港では、抗議活動や独自の自治に対する中国からの脅威により、何百人もの市民が移住を検討している。同グループは、香港人を「民主的で自由な」国々に移住させ、その地で人生を営んで欲しいと考えている。

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欧州に建設される自治都市は人口約200万人規模。独自の社会経済・政治体制を形成し、人口の半分は香港人、残りの半分はホスト国の現地人で構成される。

現在、様々な国で候補地を探す同社が、最も関心を寄せているのがアイルランド。

同グループは香港やシリコンバレーの投資家から資金を集めており、残りの資金は計画の進行段階で調達する。

中国の全国人民代表大会は6月30日、香港国家安全法を全会一致で可決した。

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