新型豚インフルの脅威に説得力はない=中国当局

中国外務省の趙立堅報道官はブリーフィングで、新型の豚インフルエンザウイルスがパンデミック(世界的大流行)を引き起こす可能性があるという中国の研究者チームの論文について、説得力はないと指摘した。アジア・タイムズが報じた。
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報道官は、「G4」と名付けられたウイルスはインフルエンザウイルス「H1N1型」に由来するとし、「専門家らは、この論文の資料の量は少なく、重みのあるものではないとの結論に達した」と述べた。

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また報道官は、中国当局と専門家は引き続き新しいウイルスを注視し、時宜を得た措置を講じていると指摘した。

中国で見つかった新しいウイルスはパンデミックを引き起こす可能性がある?

6月30日、中国の研究者チームが新型豚インフルエンザウイルスを発見したと報じられた。このウイルスはヒトにとって潜在的な危険性を持ち、新たなパンデミックを引き起こす可能性があるという。

研究者チームによると、このウイルスは鳥インフルエンザと2009年にパンデミックを引き起こし世界中で約2万人が死亡した豚由来インフルエンザ(H1N1)が遺伝学的に混合したもの。ヒトの気道で増殖する。

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