文大統領は、6月30日に行われた欧州理事会のシャルル・ミシェル議長とのビデオ会談で、米朝首脳会談を再度行う必要があるとの考えを表した。
大統領府によると、文大統領は「北朝鮮と米国は米大統領選挙の前にもう一度対話を試みる必要がある」と述べ、「核計画と制裁の問題は最終的に北朝鮮と米国の協議によって解決されるべきだ」と語った。
トランプ氏と金氏は2018年にシンガポールで初めて会談し、両首脳は北朝鮮が核兵器を放棄するという合意文書に署名した。
2回目の米朝首脳会談は2019年2月にベトナムで開催されたが、決裂した。
トランプ氏と金氏は同年6月、北朝鮮と韓国を隔てる非武装地帯で再会し、交渉の再開で合意したが、10月、両国の協議は袋小路に陥った。