ロシア改憲投票 開票率99.9%時点

ロシア中央選挙管理委員会は2日、ロシア憲法改正の是非を問う全国投票の開票率99.9%時点の結果を発表した。
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開票率99.9%時点で賛成77.93%、反対21.29%。投票率は65%となっている。

モスクワでは開票率 96.7%時点で賛成66.1%、反対32.9%。

ロシアの憲法改正国民投票は4月22日に予定されていたが、新型コロナウイルスの影響から延期された。その後、ウラジーミル・プーチン大統領は、新たな日程として7月1日を指定する大統領令に署名を行った。感染症の拡大状況と国民の安全を考慮する必要性から、ロシア国民は6月25日から7月1日の期間で投票が可能となった。

憲法の改正点は次の通り。

あらゆるロシア連邦の領土の「割譲」は違憲。現職のウラジーミル・プーチン大統領のため、選挙の立候補に関する規制を解除。今後は2期以上の大統領への立候補は禁止。国際法はロシアの国内法より優先されるが、憲法裁判所が、国際機関の決定を「違憲」とみなした場合は、それらの執行を凍結することができる。ロシア民族が国家を形成することを宣言。結婚は男女のみの結びつきとする。憲法で神への信仰を言及。

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