フィギュア特集

ソトニコワさん 誕生日に大きな花束

2014年ソチ五輪金メダリスト(フィギュア女子シングル)のロシアのアデリナ・ソトニコワさんは自身の誕生日に贈られた大きな花束を手にした写真をインスタグラムで公開した。ソトニコワさんは7月1日に24歳になった。
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ソトニコワさんはインスタグラムの写真に次のような言葉を添えている。「今日は私の誕生日で…何と表現したらいいかわかりませんが、皆さんに感謝の気持ちをすぐに伝えたいのです。数えきれないほどのお祝いの言葉をいただいて、私は幸せです!」

著名なフィギュアスケートコーチのタチアナ・タラソワ氏も自身のインスタグラムにソトニコワさんとの写真にお祝いの言葉を載せて投稿した。「アドーチカ(ソトニコワさんのこと)!誕生日おめでとう!あなたが面白い仕事に巡り合い、幸せな人生が送れますように!」

絶頂から急降下 ソトニコワさんに何が?

「精神科医が必要」 五輪金メダルのソトニコワに何が起きている?
アデリナ・ソトニコワさんは、ロシアのフィギュアスケート史上初の女子シングルの金メダリスト。ソチ五輪でソトニコワさんは、ショート・プログラムの時点では2位につけていた。首位の韓国の金妍児(キム・ヨナ)選手との点差はわずか0.28点。キム・ヨナは音楽へのセンス、曲の解釈、芸術性、要素のつなぎなどの構成点の項目で最高点を獲得し、首位に立った。

一転、フリースケーティングでは、キム・ヨナ選手も芸術面の構成点で最高点を獲得したが、技術の要素でソトニコワ選手に大きく負けた。ところが審査員のこの判定は大きな論争を呼び、特にキム・ヨナ選手の祖国、韓国はソトニコワ選手に肩入れしたとして審査員らを糾弾した。最終的にソトニコワ選手はフリーで149.95をマークし、総合224.59で堂々の金メダルに輝いた。

ところがソトニコワさんの選手生活は五輪の絶頂を経験した後、急激な下降線をたどった。怪我がたたって、大会出場もかなわず、観客の目の前に現れるのはもっぱらアイスショーに限られた。ソトニコワさんが最後に大会に出たのは2015/2016シーズンだった。

2020年初頭、背骨に複雑な大手術を受けたソトニコワさんは、引退を宣言した。

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