ELLEでトゥトベリーゼ氏は「選手を使い捨てる毒コーチ」として取り上げられており、同氏の教え子たちは「ある一定の年齢を超え、体型の変化が出てくる前にメダルを取らせてあとは放置していると批判されている」と述べられている。
また「若くして引退する選手」もいるとし、その例として2014年のソチ五輪で金メダルを獲得したユリア・リプニツカヤが挙げられており、リプニツカヤは摂食障害を患いわずか19歳で引退したと指摘されている。
トゥトベリーゼ氏の指導法はこれまでにも繰り返し批判されている。今年3月にはフィンランドの元フィギュアスケート選手、キーラ・コルピさんが、トゥトベリーゼ氏のチームを工場と呼び、その指導法を「非人道的な文化の象徴」と指摘した。
5月初旬、トゥトベリーゼ氏に師事していたロシアのフィギュアスケート選手、アレクサンドラ・トルソワがトゥトベリーゼ氏のもとを去り、エフゲニー・ プルシェンコ氏に師事すると報じられた。
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