ネイサンズ国際ホットドッグ早食い選手権は例年、独立記念日の7月4日にニューヨークで開催される。
最初に大会が開催されたのは1916年で、移民らが愛国心を示すために早食い大会を行ったのがルーツとされている。当時の優勝者はアイルランド人のジム・マーレンさんで、記録は12分で13本だった。
それ以来、第2次世界大戦への抗議から大会が中止された時期を除き、毎年開催されている。チェスナットさんが世界記録を打ち立てたのは2018年のこと。この時、チェスナットさんは74本のホットドッグを完食した。
2020年の大会を終えてチェスナットさんは取材に応じた中で、「いい戦いっだった、今日のホットドッグは上手に調理されていた」と語った。ただし、今年は新型コロナウイルスの影響から、普段はブルックリンにあるネイサンズの販売スタンド(1号店)で大会が行われているところ、参加者とジャッジだけのクローズなイベントとして開催された。
世界記録を更新したもののチェスナットさんは「ファンの声が足りなかった」とコメントした。
普段は炎天下で大会が行われるところを今年は涼しい室内で実施されたこともあり、記録更新につながったのではないかと番組のコメンテーターは分析している。
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