米ミネアポリス ジョージ・フロイドさん死亡関与の元警官3人、保釈金で釈放

5月に米ミネソタ州ミネアポリス市で黒人男性ジョージ・フロイドさん(46)が暴行により死亡した事件で、起訴されていた元警官のトゥ・タオ容疑者が保釈金75万ドル(約8060万円)を支払い釈放された。ミネアポリス・スター・トリビューン紙をもとにABCニュースが伝えている。
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これより前、同じく容疑者で元警官のJ.アレクサンダー・クエングとトーマス・レインの2人も保釈金を収め釈放されている。

フロイドさんの首を膝で絞め、死に至らしめたとされる主犯のデレク・ショーヴィン元警官は現在も拘留中。ショーヴィン被告の保釈金は125万ドル(約1億3400万円)とされている

今年5月25日、米ミネソタ州ミネアポリス市の警察官は20ドルの偽札使用の疑いでジョージ・フロイドさんを拘束。公開された動画によると、拘束の際に警官はフロイドさんの首を7分にわたり押さえつけており、その間、フロイドさんは息ができないと訴え続けていた。フロイドさんは意識を失い、病院に運ばれたが死亡が確認された。2回の解剖により、フロイドさんの死亡理由は暴行によるものだと断定された。

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