新型コロナウイルス

ロシアのコロナ公式統計は本当? 医師の半数以上が少ないと懐疑的

ロシアで勤務する医師のおよそ60%がコロナウイルスについての公式統計を信じておらず、およそ半数が統計は実際の数値より低く抑えられていると考えていることが、ロシアの「世論調査」基金と「レヴァダ・センター」の行った社会調査結果、あきらかになった。ロシアのマスコミが引用して報じている。
この記事をSputnikで読む

調査では回答者の49%が、発表されている感染者数の統計は数値が減らされていると考えており、ほぼそれと同数の47%が死亡者統計がカットされていると考えていることがわかった。感染者統計が正しくないと考える割合は、コロナウイルスの感染者を受け入れる病院の勤務医の間では54%にまで達している。

こうした一方で1割の医師は逆に統計の数値は実際より多いと感じており、政府の公式発表は正しいとする医師らは全体の25%となった。

ロシア全体では公式的な統計への信頼度は今年4月から現在までの間に12%落ちている。


新型コロナウイルス

中国当局は12月末、 武漢市で原因不明の肺炎が発生したと発表した。 最初の患者たちは海鮮市場に出入りしていた。

専門家らは、 暫定的に新型コロナウイルスが疾患の原因と判断した。

中国に続き、イタリア、米国、スペインで、特に多く感染が広がっている。

世界保健機関(WHO)は3月11日、新型コロナウイルスの拡大はパンデミックとなったことを明らかにした。

関連ニュース

ロシアのコロナ公式統計は本当? 医師の半数以上が少ないと懐疑的

スプートニクは新型コロナウイルスに関する信憑性の高い最新情報をお届けしています。特設ページをご覧ください。

コメント