カニエ・ウェスト氏 ホワイトハウスを映画『ブラックパンサー』の世界に

先日米大統領選の出馬を表明した米大物ラップ歌手、カニエ・ウェスト氏は、その選挙キャンペーンの詳細を明らかにした。米フォーブスが8日、ウェスト氏の言葉を引用し、報じている。
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ウェスト氏は、ホワイトハウスの組織モデルを、ヒーロー映画『ブラックパンサー』をベースにしたものに変えると約束した。

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映画『ブラックパンサー』は、マーベル・コミックの同名作品を実写化したもの。この作品のストーリーは、希少金属ヴィブラニウムの原産国である、アフリカの架空の国ワカンダを中心に展開する。この希少金属によって極めて裕福なワカンダは、近隣諸国や外界から隠れた形で存在し、その統治形態は神権政治を敷く君主制。

ウェスト氏は、外交政策や税金の問題にはまだ取り組んでいないと強調した。同氏は「神への恐怖と愛」を学校や全ての組織に取り戻したいと指摘し、自らは中絶反対派だとしている。さらに、予防接種は「悪魔の印」だと断言した。

またウェスト氏はドナルド・トランプ米大統領をもう支持しないとしながらも、民主党候補のジョー・バイデン氏を批判し、フォーブスとのインタビューを通してトランプ大統領に対し好感を示していた。

また、ウェスト氏は無所属での当選を目指し、自身の政治団体を「誕生日パーティ」とすると表明。同氏はこの命名について「私たちが勝てば、皆が誕生日を迎えることになるから」と説明している。

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