フィギュア特集

メドベージェワ モスクワでトレーニングを開始

フィギュア世界選手権2冠のロシアのエフゲニア・メドベージェワ選手はモスクワのCSKA(チェスカ)のリンクでトレーニングを再開した。モスクワでメドベージェワのコーチを担当するエレーナ・ブヤノワ氏が明らかにした。
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コーチのブヤノワ氏は「ジェーニャ(メドベージェワ選手の愛称)はCSKAで練習を開始した」と明らかにしている。

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先週、ブヤノワ氏はメドベージェワがロシアの国境が開いてカナダに出国するまでの期間、モスクワでトレーニングを行うことを明らかにしていた。ただしメドベージェワはカナダのブライアン・オーサー監督との常時の契約はこの先も維持していく。

先週、ロシア・フィギュアスケート連盟のアレクサンドル・コーガン会長はメドベージェワが日本からモスクワへ帰国したことを明らかにしていた。メドベージェワはコロナウイルスの検査結果で陰性が出ており、検疫期間が終了次第、トレーニングを開始する心づもりでいた。

メドベージェワは4月1日、アイスショー「美少女戦士セーラームーン Prism On Ice」に出演するため、早々とカナダから日本入りしていた。ところが後日、ショーはコロナウイルスの感染拡大で開催延期となり、メドベージェワは日本から出国することもできないまま、長期滞在を続けていた。


ブヤノワ氏は女子シングルの選手で1984年のサラエボ五輪にも出場している。引退後はコーチ業に従事し、主な教え子には先日引退を宣言したソチ五輪金メダリストのアデリナ・ソトニコワや、今日、8日に引退を明らかにしたマリア・ソツコワなどがいる。


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