ロシアの沿海州水族館の館長 収賄容疑で拘束

ロシア沿海州調査委員会は、教育複合施設「沿海州水族館」のセルゲイ・ロギノフ館長を刑法上の罪で告発した。同委員会の発表によれば、ロギノフ氏は巨額の賄賂の受領の嫌疑がかけられている。
この記事をSputnikで読む

取り調べの報告によれば、2020年3月30日、沿海州水族館の代表は仲介人を介し業者から200万ルーブル(約300万円)の賄賂を受け取った。賄賂は水族館の生命維持システム設備の保守管理作業の受注に関するものとされる。7月8日にも同館長は、この件で再度同じ額を仲介人を介して受け取っている。その後、ロシア連邦保安庁は双方を拘束した。

日産自動車ゴーン元会長、逃亡協力者に約9300万円送金か
1回目の予備調査結果によれば、水族館の保守管理を行うことになっていた商社社長が、女性仲介人を介して金銭の支払いを行ったという。200万ルーブル(約300万円)は、生命維持システム設備の契約総額における四半期毎の支払額の10%に相当する。

現在、刑事事件の捜査が続けられている。沿海州水族館は2016年9月3日にプーチン大統領や日本の安倍首相、韓国の朴槿恵大統領、他の高官らの出席のもとオープンした。水族館内の総面積は3万7000平方メートルを超える。

コメント