トレビの泉で白いウエディングドレス ローマで花嫁たちが結婚式の延期に抗議

イタリアの首都ローマで、白いウエディングドレスを着た女性およそ15人が、新型コロナウイルスの影響による結婚式の延期に抗議した。ロイター通信が報じた。
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新型コロナウイルスの影響で結婚式を延期せざるを得なくなった花嫁たちは、白いウエディングドレス姿でトレビの泉に集まり、抗議を行った。花嫁たちは白い傘を持ち、マスクを着用し、「制限のない結婚式」「私たちの結婚を台無しにした」「結婚式に対して教会の扉は閉まっている」などと書かれたプラカードを掲げた。

花嫁たちの抗議パフォーマンスは「シングルまたは未婚者のフラッシュモブ」と名付けられた。企画したのはイタリアの結婚協会。

抗議には、制限措置で非常に深刻なダメージを受けたブライダル業界のスタッフも加わった。

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、イタリアでは3月初旬に制限措置が発動された。結婚式を含む大勢の人が参加するあらゆるイベントの開催が禁止された。

一方、ローマ市庁舎 は、ロックダウン(都市封鎖)の前に教会ではなく市庁舎での結婚式を予約した人たちは例外とした。一方、家族や友人などは参加できず、新郎新婦2人だけの結婚式となった。

イタリアの結婚式はとても大規模なイベントで、非常に多くのゲストが参加することが多い。

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