金与正氏、米国との首脳会談は北朝鮮に「無益」

北朝鮮の朝鮮中央通信は10日、金正恩国務委員長の妹である金与正氏(キム・ヨジョン)の談話を発表した。金与正氏は「米国の決定的な立場の変化がない限り、今年中、さらには今後も朝米首脳会談は不要であり、われわれには無益だ」と述べた。時事通信が伝えた。
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金与正氏は非核化をめぐる協議について「米国の態度の変化を見て決心してよい問題だ」としたうえ、年内の開催を否定した。

7日、北朝鮮外務省のクォン・ジョングン米国担当局長は、北朝鮮は米国との交渉のテーブルに着くつもりはないと発表していた。また、4日、同国の崔善姫(チェ・ソンヒ)第一外務次官は、北朝鮮が米朝首脳会談の必要性を見出しておらず、同会談についての言及や報道にショックを受けていると語っていた。

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