日本政府、イージスアショア配備再開の可能性も - ロイター通信

米製ミサイル迎撃システム「イージスアショア」の地上配備について、日本は配備手続きの停止を発表したものの、配備再開の可能性もあることが明らかになった。関係者の話としてロイター通信が報じている。
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ロイター通信によると、日本政府はイージスアショア用レーダーの購入契約を解除していないという。同レーダーはロッキード・マーチン製、価格は10億ドル(約1070億円)とされている。事情に詳しい関係者は「日本は契約をそのままにし、装備を活用したいと考えている」と強調。同関係者によると日本は、ブースターが落下しても周辺居住区に影響がないよう、レーダーと発射台を別々に設置し、海上プラットフォームや沿岸部から迎撃ミサイルを発射する構想を持っているという。

河野太郎防衛相は6月15日、日本国内に米イージスアショア2基を配備する計画を停止したと発表。停止理由として、ブースターの落下先を基地あるいは海上に留めることは不可能であり、周辺住民に影響が及ぶ可能性があると説明。この問題点を修復するには追加の巨額費用と多くの時間を要すると言及した。

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