新型コロナウイルス

日本 アビガンの臨床研究で明確な有効性は出ず

10日、藤田医科大学は日本全国47医療機関で実施した新型コロナウイルス感染症の治療薬としてのアビガンの臨床研究結果を発表し、明確な有効性は示されなかったと発表した。
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研究結果では投与した感染者と未投与の感染者の間で投与6日目ま での比較で、統計的に明らかな差はみられなかった。

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研究責任者の土井洋平教授は、 統計的な差が出なかったのは参加者の数が89人と少なかったため ではないかとした上で、 日本の感染状況ではこの規模の研究が限界と指摘している。

1月前の段階で、 アビガンの治療有用性の研究を行っていた富士フイルムホールディングス(株)の消息筋も共同通信に対し、日本の感染規模から必要なデータ収集が難しく、試験期間の延長を決めたことを明らかにしていた。


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