アフガニスタン東部で爆破テロ 6人死亡 タリバンの犯行か【写真】

アフガニスタン東部ガズニー州で車が爆破され、6人の市民が犠牲になったほか、8人が負傷した。イスラム原理主義組織「タリバン」が事件にかかわったと見られている。トロニュースが州政府の発表をもとに報じた。
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州政府の発表によると、爆破テロは現地時間で11日の16時頃(日本時間で同日20時30分)に発生した。イスラム原理主義組織「タリバン」の戦闘員らが車に爆弾を仕掛け、爆破したという。一方、タリバンは犯行声明を発表していない。

​アフガニスタンでは政府軍とタリバンとの間で対立が続いている。タリバンは農村部を拠点としており、主要都市への攻勢を強めている。

さらにアフガニスタンでは国際テロ組織「ダーイシュ(IS、イスラム国)」が影響を強めており、アフガニスタン軍はテロとの戦いを強いられている。

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​2020年2月に米国政府とタリバンの代表らは紛争勃発以来、初となる和平合意に署名した。これにより14か月間の間で米国政府はアフガニスタンから駐留部隊を撤退させるほか、アフガニスタン政府とタリバンの間で対話が開始されることとなった。

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