新型コロナウイルス

新型コロナ モスクワで新たに27人死亡 露国防省主導の臨床試験は順調

モスクワ市では7月11日、新型コロナウイルスの感染により新たに27人の死亡が確認された。一時は10人台まで死者数は減少していたが、再び増加傾向にある。新型コロナウイルス対策本部の最新発表で明らかになった。
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対策本部の発表によれば、モスクワ市で新たに死亡が確認された27人の多くには基礎疾患があったという。これで新型コロナウイルスの感染によるモスクワ市の死者は合わせて4143人に達した。

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ロシア国防省がガマレヤ記念国立疫学・微生物学研究所、およびセチェノフスキー記念医科大学と共同で実施している新型コロナウイルスワクチンの臨床試験について、ワクチンを接種したボランティア患者らの体調は良いという。

臨床試験には38人のボランティアが参加しており、セチェノフスキー記念医科大学のセルゲイ・セミトコ教授によると、いずれも副作用等は確認されていない。7月末には臨床試験第1段階の結果が公表される見通し。

ロシアで新型コロナウイルスの新たな感染者数は過去24時間で6611人に達し、国内の感染者数は72万547人となった。死者は死者は1万1205人に達している。ロシアにおけるPCR検査実施回数は2200万件を超えている。

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