ホワイトハウスの発表によると、トランプ大統領とエルドアン大統領は電話会談を行い、リビア情勢、および二国間関係について協議を行った。会談の中で両大統領は二国間の商取引を1000憶ドルまで引き上げることを目指すとしたほか、リビアにおける安定を保証するため連携する必要性を確認した。
北アフリカのリビアでは民主化運動「アラブの春」でカダフィ政権が崩壊したあと、内戦状態が続いている。トルコは首都トリポリを拠点とする国民合意政府(GNA)を支持しており、これまで軍を派遣してきた。
一方、東部を勢力下に置くリビア国民軍のハリファ・ハフタル元帥は「勝利で終えるまで」戦闘行為を継続し、GNAが統治する首都を「テロリストから解放する」と明言し、軍による独裁体制色を強めている。
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