米土電話会談 リビア情勢について協議

トルコのエルドアン大統領は米国のトランプ大統領と電話会談を行い、紛争が続く北アフリカのリビア情勢、および二国間関係について協議を行い、連携を強化することで合意した。14日に行われたホワイトハウスの記者会見で明らかになった。
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ホワイトハウスの発表によると、トランプ大統領とエルドアン大統領は電話会談を行い、リビア情勢、および二国間関係について協議を行った。会談の中で両大統領は二国間の商取引を1000憶ドルまで引き上げることを目指すとしたほか、リビアにおける安定を保証するため連携する必要性を確認した。

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北アフリカのリビアでは民主化運動「アラブの春」でカダフィ政権が崩壊したあと、内戦状態が続いている。トルコは首都トリポリを拠点とする国民合意政府(GNA)を支持しており、これまで軍を派遣してきた。

一方、東部を勢力下に置くリビア国民軍のハリファ・ハフタル元帥は「勝利で終えるまで」戦闘行為を継続し、GNAが統治する首都を「テロリストから解放する」と明言し、軍による独裁体制色を強めている。

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