「フィギュアスケートというのは30歳まで現役で勝利できるスポーツではありません。滑って観客を喜ばせて、ショーに出演して、というのはできますけれど、1位にはなれない。なぜなら4回転をたくさん跳べる15歳の女子がいるからです。彼女たちには力もエネルギーもあり、これを止めることは不可能です。」
コストルナヤは今シーズンと五輪シーズンは出場し、その後は、脳神経外科医になるという自分の夢を実現するつもりだと語っている。一方で引退した後もアイスショー出演はありうる。コストルナヤは1年契約などの長期のショーで国外に出ることを常に夢見てきたと語っている。
コストルナヤは先の2019/20シーズンからシニアの大会にデビューし、グランプリシリーズでは複数の大会とファイナルで、また欧州選手権でも金メダルをさらった。それだけではない。昨シーズン中に女子シングルショートプログラム世界最高得点(85.45)と女子シングルトータルスコア世界最高得点(247.59) と2つの世界記録も樹立している。
コストルナヤは先週末には国際スケート連盟(ISU)のISUアワード最優秀新人賞に選ばれ、5月にはロシア版フォーブス誌の「30 UNDER 30(次世代を担う30歳未満の30人)」に選ばれた。