ロシア、初のヘリ空母建造に着手へ

ロシアは同国近代史上初めてミストラル級ヘリ空母(ヘリコプター搭載型強襲揚陸艦)2隻の建造を開始する。造船業界筋が通信社スプートニクに伝えた。
この記事をSputnikで読む

1隻目は「セヴァストポリ」と命名される予定。

黒海ロシア国境沿いを米軍機が偵察飛行
オープンソースによると、プロジェクト23900ヘリ空母の排水量は2万5000トンとなる。推定建造費は400億ルーブル超(約602億ドル超)。

1隻目は2027年までに引き渡される計画。

2011年、フランスのDCNS/STXとロシアのロソボロネクスポルトはミストラル級ヘリ空母2隻「セヴァストポリ」と「ウラジオストク」を12億ユーロで建造する契約を結んだ。2隻の建造は2012年と2013年に始まったが、2014年のウクライナでの出来事とロシアに対する制裁の発動により、契約は破棄された。最終的にヘリ空母はエジプトに売却され、エジプト海軍に引き渡された。

関連ニュース

コメント