上海のガラス美術館 子どもがふざけて約690万円の「ガラスの城」を壊す

中国・上海で、美術館でふざけていた2人の子どもが最大のガラス彫刻「ファンタジー・キャッスル」を壊した。ディズニーアニメのシンデレラ城と同じもので、価格は約45万元(約6万5千ドル、約690万円)という。
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上海ガラス美術館によると、子どもたちは遊びに熱中して仕切りを越え、彫刻にぶつかった。尖塔が粉々に割れ、他の部分も損傷しているという。

彫刻はスペインのガラス職人、ミゲル・アリバスが製作したもので、製作には約500時間を費やしたという。

金色の尖塔を抱く「ガラスの城」は重量60キログラム。2016年に美術館に贈呈された。

美術館はすでにガラス職人と連絡をとり、彫刻の修復を依頼したが、新型コロナの影響で制限などがあり、ガラス職人は今のところ中国に向かうことができない。

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