金委員長が怒りをあらわ 平壌総合病院建設の遅れが原因か

北朝鮮の金正恩委員長が2日連続で公の場に姿を現した。一昨日は労働党中央軍事委員会拡大会議に出席し、昨日は同党創建75周年に合わせ建設予定の平壌総合病院の建設状況を視察した。しかし、金委員長は、眉間にしわを寄せて険しい表情を崩さないなど、終始不機嫌だったという。
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労働党中央軍事委員会拡大会議では、金委員長が何を強調しているか詳細は不明だが、同会議に関する報道内容から軍の規律の乱れを問題にしていたもよう。また、翌日の病院建設現場の視察では、建設作業に関連した経済組織事業で表面化した問題点について指摘がされたよう。10月10日に予定される同党創建75周年に建設が間に合うのか疑問視されている。

金正恩委員長が連日公の場に姿を見せることは異例なことだが、これらの行動で囁かれていた健康問題は払しょくされた形となった。 

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