20日(月)ポンペオ米国務長官は、カディロフ首長が「ブラックリスト」入りしたことを発表した。米国当局は同首長が人権侵害に関与したことを理由に挙げている。
米国務省HPでは「カディロフ氏が多数の乱暴な人権侵害に対して責任を負うことに関して、当省には信頼性ある証拠が多数ある。それら人権侵害は10年以上前に関するもので、拷問や司法外処刑も含まれる」と説明されている。
米国務省はまた、現在も「カディロフ氏は新型コロナウイルス感染拡大を理由にチェチェン共和国住民の権利の侵害を続けている」と懸念を表明した。