新型コロナウイルス

ゲイツ氏、新型コロナワクチンの投与回数について語る

米国の億万長者、ビル・ゲイツ氏は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のワクチンについて、おそらく1回ではなく少なくとも2回の投与が必要となる可能性が高いとし、これによってさらに多くの人々にワクチンが行き届かなくなるとの見方を示した。CNBCニュースが報じている。
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保健医療プロジェクトなどに資金を提供しているゲイツ氏は「現時点ではどのワクチンも1回の投与で機能するようには見えない」とし、「はじめからこれは希望にすぎなかった」と述べた。

ゲイツ氏は新型コロナ対策に約3億ドル(約320億円)を投じている。同氏は、ワクチンを世界中に普及させる世界的な取り組みの必要性を指摘し、「(コロナウイルスの)感染を完全に防ぐことを目指すならば、世界規模で(人口の)70〜80%を網羅する必要がある。これらは信じられないほど大きな数字だ」と述べた。

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