コロナ禍後の復興計画に石炭エネルギーは入れるべからず 国連が呼びかけ

国際連合のアントニオ・グテーレス事務総長は、石炭産業セクターへは投資せず、再生エネルギーに投資するよう諸国に呼びかけた。グテーレス事務総長は北京の清華大学の学生らにむけたテレビ講義でこの声明を表した。
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中国は石炭生産を拡大しているものの、一方でいわゆる「グリーン」技術といわれる再生技術の導入は世界の他の国よりも進んでいる。グテーレス事務総長は、中国が世界の電気バスの99%を製造しており、電動交通手段でも世界で使われているうちの半分が中国の道路を走っていると指摘している。

年輪は語る 異常な気候変動はもう始まっていた
グテーレス事務総長は世界全体がまずは「グリーン」エネルギーに注目し、コロナウイルスのパンデミックから立ち上がるための「合理的な復興プランに石炭を一切使わず」石炭産業への投資を行わないよう呼び掛けた。

世界中の企業がここ数年でグリーン・エネルギーへの移行を目指して活発な動きを見せている。例えば、アマゾンは気候変動対策に20億ドルを拠出し、  Appleも二酸化炭素の放出量を著しく引き下げている

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