シュピレワヤ選手は、この「不思議な存在感のないウイルス」の存在を長い間疑っていたが、しかし、マスクや手袋を着用し、消毒剤を使用していたことなど、予防措置はすべて取っていたことを明かした。それにもかかわらず、彼女は新型コロナウイルスに感染した。
シュピレワヤ選手によれば、こんな病気にはこれまで罹ったことがないという。また、彼女は完治した後に合併症を発症したことを明かした。シュピレワヤ選手は、「練習には1度行ったきりで再び家に留まっていました。そして移動はいまのところこんな感じ」と述べ、写真で杖に寄り掛かる姿を公開した。
シュピレワヤ選手は、2012年からスミルノフ選手とペアを組んでいる。2人は2016年のリレハンメル冬季ユースオリンピックで金メダルを獲得。シニア部門では2019年にババリアンオープンで優勝を飾っている。昨シーズン、アナスタシヤ・シュピレワヤ/グリゴリー・スミルノフ組は、ロシア選手権では9位、ISUグランプリ・ロシア杯では6位となった。
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