エメリヤーエンコ・アレキサンダーがTKOで敗北 8度目の黒星

7月24日、ロシアの 総合格闘技団体「 アブソリュート・チャンピオンシップ・アフマット(ACA)」開催の大会が行われ、そのメインイベントとして エメリヤーエンコ・アレキサンダー(38)VSマゴメド・イスマイロフ(34)の対戦試合が行われた。大会は新型コロナウイルスの自主隔離明けのロシアのスポーツ界にとっては、最大のイベントになった。イスマイロフはエメリヤーエンコ・アレキサンダーに第3ラウンドでテクニカルノックダウン(TKO)を放ち、勝利を勝ち取った。試合は無観客で行われたため、観戦は有料の中継を通じてのみ可能だった。
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エメリヤーエンコ・アレキサンダー、マゴメド・イスマイロフの2人は現在のロシアの総合格闘技界にとってはメインスター。2人の対戦は本来、春に行われるはずだったが、この間に数回延長されていた。試合中イスマイロフは終始、上位をとっており、第3ラウンドでレフリーは終了時刻を待たずに試合を停止させた。

これにより、エメリヤーエンコ・アレキサンダーの成績は37試合中28勝、8敗、1引き分けとなった。

ここ数年、マスコミはアレキサンダーと、兄ヒョードル・エメリヤーエンコの仲たがいを何度も報じている。兄弟は互いに喧々諤々の非難、批判声明を表した挙句、現在は完全に仲たがい状態にある。

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