ドネツク、ルガンスク両人民共和国 7月27日からの無期限の完全停戦を宣言

ドネツク人民共和国およびルガンスク人民共和国は7月27日から無期限で完全な停戦に移行する。26日、両人民共和国の人民警察課が停戦命令を発表した。
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停戦体制は2020年7月27日0時1分から開始される。

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ドネツク人民共和国、人民警察のデニス・シネリニコフ署長によれば、停戦命令は全ての軍人に通達されており、違反が起きた場合、人民警察は直ちにこれに反応する。

ウクライナ当局はキエフでクーデターが発生した後、独立を宣言した自称ドネツク、ルガンスク両人民共和国に対して2014年4月から軍事作戦を行っている。調停はミンスクのコンタクト・グループの会談を中心に行われているものの、停戦合意後もウクライナと両人民共和国間の紛争は続けられている。

その前の停戦合意は2019年7月21日から発効している。ドネツク人民共和国側の発表によれば、この間にウクライナの治安維持機関はおよそ4000回もの停戦合意違反を繰り返している。

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