タリバンが37人の捕虜を解放

過激派組織「タリバン」は26日、捕虜にしていたアフガニスタン兵、警官、あわせて37人を解放した。タリバンのスヘイル・シャヒーン報道官が明らかにした。
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タリバンのカブール政治局は26日、アフガニスタン兵と警官、あわせて37人を解放した。捕虜のうち20人は北東部タハール州で、残る17人は隣接するクンドゥズ州で解放された。

​先にシャヒーン報道官はイスラム教の祝日「イード・アル=アドハー」(7月31日)までに残る捕虜をすべて解放し、祝日後にはアフガニスタン政府との交渉を開始すると発言していた。

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アフガニスタン政府側はこれまで捕虜となっていた4200人以上のタリバン戦闘員を解放した。これに対し、タリバン側は米国政府との合意に基づき、捕虜5000人を解放するようアフガニスタン政府に要求している。


​2020年2月に米国政府とタリバンの代表らは紛争勃発以来、初となる和平合意に署名した。これにより14か月間の間で米国政府はアフガニスタンから駐留部隊を撤退させるほか、アフガニスタン政府とタリバンの間で対話が開始されることとなった。

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