在成都米国総領事館は1985年の開館以来、四川省や雲南省、チベット自治区、重慶市など中国南西部を管轄していた。
中国外務省は24日、米国政府が在ヒューストン中国総領事館の閉鎖を命じたことへの報復措置として、在成都米国総領事館の閉鎖を要求していた。
閉鎖期限を迎えた27日、外交官らは退去。総領事館の看板は外され、正門前に掲げられていた米国旗は降ろされた。周辺に集まった地元住民らは中国国旗を振ったり、その様子を写真に収めたりしていた。