今日、世界最大の水陸両用飛行機であるAG600機の開発プログラムにとって特筆すべきことが実施された。中国のテレビ局CGTNによれば、同機がはじめて海上からの離陸に成功した。
テスト飛行は7月26日に黄海水域で実施され、AG600機は31分間飛行を続けた。テスト終了後、同機は地上の空港への着陸に成功した。
同機の初飛行は2017年12月24日に行われ、その際は珠海金湾機場から離陸している。2018年10月、同機は荊門漳河空港で水上での試験飛行で離着陸に成功した。
2020年、AG600機は海上での試験を実施。このテストで中国の技術者たちは、グライダーや重要なシステムに対する海上環境の影響についての貴重なデータを得ることができた。
AG600機は、中国の航空機製造企業「中国航空工業集団有限公司(AVIC)」の専門家らが開発。同機の主要な任務には、森林火災への対応や救助活動の遂行が上げられ。また、中国軍が同機をパトロールで活用する予定であることが知られている。
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