原子力規制委員会は29日、六ヶ所村の使用済み核燃料再処理工場の安全対策について、2011年の福島第1原発事故後にできた新規制基準に適合すると判断した。
報道によると、日本原燃は2021度上期までに工場を完成させる計画を示しており、稼働は2021年度以降となる見込み。
一方、情勢は厳しく、NHKは、27年前の1993年に建設が始まった再処理工場はトラブルなどで完成が大幅に遅れており、総事業費は約14兆円に膨らみ、再処理工場で取り出したプルトニウムの利用も当初の計画どおりには進んでおらず不透明だと報じている。