『ゲーム・オブ・スローンズ』ファンが激怒 期限内に新作を書かなかったジョージ・マーティン氏の幽閉を要求

2019年5月、「ゲーム・オブ・スローンズ」の著者ジョージ・マーティン氏はファンに対して、2020年のワールドコンの始まる前に「冬の狂風」の新刊を仕上げると約束していた。マーティン氏はブログで約束の期限に間に合わせることができない場合は、自分を小屋に幽閉してよいという公式的な許可まで出していた。さて、7月29日、ワールドコンはスタート。ところがマーティン氏の原稿は上がっていない。というわけでファンたちは作者の幽閉を公然と要求し始めた。
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ジョージ・マーティン氏はもともと遅筆で締め切までに原稿を出せない作家として有名。件の「冬に狂風」だが、マーティン氏が筆をとったのはなんと2011年。1年前の5月、マーティン氏はブログでこんな約束を公言していた。

原作の結末がシリーズのフィナーレとまったく違うものに=ジョージ・マーティン氏
「オフィシャルに書面で約束する。もしワールドコン参加のためにニュージーランドに到着した私の手に『冬の狂風』の原稿のコピーが握られていなかったら、ホワイトアイランド島の硫酸湖が窓から見える小屋に私を閉じ込めることを許可する。そこに書き終わるまで缶詰状態になっていよう。」

コロナウイルスのパンデミックによりワールドコン自体は開催延期になったが、それでも7月29日には開幕の運びとなった。6月にマーティン氏はブログで自己隔離のおかげで執筆は早く進んだが、それでも書き終えることはできなかったと明かしていた。

マーティン氏は今度はファンに「冬の狂風」は最初の本が出て10年後の2021年に出るとファンに約束している

ファンはマーティン氏が先に幽閉の許可を公言したことを忘れておらず、自分の約束はまじめに果たすべきと要求している。

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