観光客が訪れなくなったタイで、腹を空かせたサルが店を荒らし、住民を襲う

タイ中部ロッブリーはサルの町として知られており、住民およそ7万人に対して約8400匹のサルがいる。サルはこれまでも常に住民に不安を与えてきたが、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)で観光客が訪れなくなった今、餌をもらえず腹を空かせたサルが略奪を始めた。ニューヨーク・タイムズが報じた。
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空腹で狂暴化したサルはレジ袋を持った通行人や食料を積んだトラックを襲ったり、店を荒らしたりするため、ロッブリーの住民たちは外出を恐れている。 ロッブリーに住む1人の女性は、サルがゴムホースを噛んでいるのを見たと語っている。警察でさえ対処できない。

地元の起業家たちがサルに餌をやろうとしたが、サルの数が多すぎるため十分に行き届かない。狂暴化したサルの被害から逃れるために閉鎖を余儀なくされている飲食店などもある。また町のいたるところにサルのフンが落ちており、不快な臭いを放っているという。

市当局はこの問題の解決に取り組んでいる。解決策の一つは去勢・避妊手術だ。7月には約300匹のサルに去勢・避妊手術が行われ、8月にはさらに200匹に手術が行われる予定。

一方、サルによる被害が深刻化しているものの、一部の住民は、サルは人間よりも先にこの地に定着したため、サルが人間のいる環境に適応するのではなく、人間がサルのいる環境に適応する必要があると指摘している。

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