中国 GPS衛星「北斗3号」の運用を正式に開始

中国の北京で7月31日、衛星「北斗3号」の全地球測位システム(GPS)の運用開始セレモニーが行われた。中国中央電視台が伝えている。
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式典は北京の人民大会堂で行われ、習近平国家主席が出席した。

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中国共産党系の環球時報によると、北斗3号は6月23日、四川省の西昌衛星発射センターから打ち上げられた。同衛星は7月29日に軌道上のテストを終え、正式にネットワークに加わった。北斗3号は、全地球測位システムを構成する中国で55機目の実用衛星であり、最後のネットワーク構築衛星。

北斗3号は、ロシアのGLONASSや米国のGPSの競合相手と位置付けられる中国の第三世代GPS衛星。同衛星は2020年末までに全世界でサービスを提供する予定。

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