メキシコ大統領 マスクは汚職撲滅しないうちは着用しない

メキシコのアンドレス・マヌエル大統領は記者団の前で、自国が汚職追放に成功した暁にはマスク着用を開始すると約束した。
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地元のエル・ウニベルサル紙の報道では、国民行動党の議員らはコロナウイルスのパンデミック状況でマヌエル大統領にマスク着用を義務付けるために裁判に訴える構えを表明していた。

「私は一切の汚職が無くなった暁にマスクを着用しよう。これで約束しようじゃないか。」マヌエル大統領は記者団にこう語った。記者会見の模様は大統領のツィッターアカウントで生中継された。

​マヌエル大統領はこれまで、マスクでウイルスが防御できる科学的な実証がないため、着用しないと発言していた。マヌエル大統領は実際に公の場や毎日の記者会見ではマスクを着用していない。ただしソーシャルディスタンスは保ってきた。大統領自身は、飛行機の機内など着用が必要とされる場所ではそれに従うと語っていた。

マスク着用を拒否しているのはメキシコ首脳だけではない。しばらく前はブラジルのボルソナロ大統領もマスクはしないと主張していた。 ところが結果的にボルソナロ大統領はコロナウイルスに感染。 それでも記者会見にはマスクを着用しない姿で現れていた

トランプ米大統領もまたマスク着用を無視していたトランプ氏が初めてマスク姿で現れたのは7月半ばになってからだった。

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