解散効力続くと千代田区長　選管の無効判断、訴訟示唆

08:27, 1 ８月 2020
東京都千代田区の石川雅己区長は３１日午後、自身が出した区議会の解散通知を区選挙管理委員会が無効とした判断に対し、「有効かどうかを決めるのは司法の場だ。解散の効力は続いている」との見解を示し、訴訟を通じてさらに争う可能性を示唆した。区議会は通知の撤回を求めており、混乱の継続も予想される。
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区選管は３１日の臨時会合で、議会による刑事告発の議決は地方自治法上の不信任決議に当たらず、解散処分は「適正な手続きを欠く」と判断。石川区長は報道陣の取材に対し、区選管の判断を「一つの見解」とした上で、改めて区議会側を「健全な議論の場をつくっていない」と批判した。

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