新型コロナウイルス

新型コロナ モスクワで新たに13人死亡 PCR検査の陽性率が低下

モスクワ市では8月2日、新型コロナウイルスの感染により新たに13人の死亡が確認された。新型コロナウイルス対策本部の最新発表で明らかになった。
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対策本部の発表によれば、モスクワ市で新たに死亡が確認された13人の多くには基礎疾患があったという。これで新型コロナウイルスの感染によるモスクワ市の死者は合わせて4498人に達した。

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モスクワ市では過去1週間の間に30万8511人がPCR検査を受け、陽性率は全体の1.5パーセントに留まった。モスクワ市でPCR検査の実施体制は拡充され、対象は全希望者に拡大されたという。これにより無症状の感染者をチェックし、隔離することが可能となっている。なお、検査数は拡大しているものの、陽性率は依然として低い水準に留まっている。

またモスクワ市では入院を必要とする感染者数が1か月の間に36.1パーセント減少した。重症患者の減少率は24.7パーセントに達している。感染拡大が安定していることから、人工呼吸器の稼働率も1か月の間に32.3パーセントも減少した。また、死亡率も低下しており、1か月前と比較して55パーセント低下している。

ロシアで新型コロナウイルスの新規感染者数は過去24時間で5427人に達し、国内の感染者数は85万870人となった。死者は1万4128人に達している。ロシアにおけるPCR検査実施回数は2800万件を超えている。

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